FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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夕焼け

今日も
抱き締められて
一人傷ついていないふり
思い通りには行かない
夕焼けに染まった街並
二人黙って国道まで歩いた
別れ際 赤信号を見計らって
キスしてって彼女が言うのは

夕日のせいか
だとしても答えは明日だよ
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無事

送ってく
この道を真っ直ぐ
マンションの下まで
心なら奪ってある
冗談が通じなくて
路上で震える姿も
優れた優しさは知った罪らしいから 返す

今夜も無事 彼女は傷ついて帰る
お前の腕の中に返す

送って行く
この道を真っ直ぐ
マンションの下まで
心から奪って行く
セックスを断られて
努めて演じて健気も
嘘だと解った日から本気らしいから 返す

今夜も無事 彼女は傷ついて帰る
お前の腕の中に返す

出会った瞬間から間違い
人を見て孤独を分かつから間違う
出会った二十四時間後には終わってるのに
傷を舐め合っていられるような女じゃないから 神に誓う

明日はない 磔の刑に踊る
お前が嫉妬に狂う以上は
今夜も無事 彼女を傷つけて返す
お前の腕の中に帰る It't all right, good luck

今日の君は

今日の君は
そばにいて
笑わないだろう
一目見て諦めた
こっちまで切なくなる
どうして傷ついているのかも
分かっていないのに

迷いに揺れる日は
雨に濡れたような瞳で見るんだね 君は

今日の君は
らしくなくて
可愛くないよ
一目見て傷ついて
初めて見た気がする
どうして目の前にいるのかも
知ろうとしなかった

迷いに揺れる日は
雨に濡れたような瞳で見るんだね 君は

見慣れたはずの街並
頷いて歩幅合わせて歩いても
今にも泣き出しそうな空 見るんだね
今にも泣き出しそうな空 見るんだね 君は

明けない夜

明けない夜の
都会の片隅で
傷だらけの天使よ
守れるか 癒せるか 歌っても
知ったこっちゃないね

腕を広げて飛ぶ
背中から落ちていく
真っ逆さまに街の灯を追いかけて

明けない夜へ
窓を開け放って
傷だらけの天使よ
泣きたい時は会いに来て
オレを救い出してくれ

腕を広げて飛ぶ
背中から落ちていく
真っ逆さまに街の灯を追いかけて

並び立つ高層ビルは鏡合わせ
今生きて 今夜愛せたら どこまで飛べるか
落ちて割れて飛び散った硝子の様な瞳
目の前の真っ直ぐな眼差しが痛いね

Drowning

魂を売った
金のためじゃない
淋しさを紛らわすため
そうして忘れるために
汚れた手を洗って目を逸らした
鏡に映った顔を見て

眠りたくない
まだ眠りたくない

抱かれているのは
人のためじゃない
存在を確かめるため
痛みすら感じなくなる
背中に手を回して 溺れ切って
浮かんだ言葉を吐き捨てる

眠りたくない
このまま眠りたくない

諦めが悪いらしい
明日には忘れるくせに
どんな気がした どんな気がした
始めから覚えてもいないのに

花 伝い
雨が落ちる
心を伝えて
今に誰も去らないで
恐れても綺麗に死ねない

正面から見せて
実は取り繕って
そんな愛ならもう終わってる

日を伝い
想い募り
心行くまで
今に時を去らないで
夢見ても綺麗に死ねない

美しく見せて
自分を見失った
そんな愛ならもう終わらせて

奇麗事の世界に生きてる
あなたの終わらない悲しみ
目を閉じて 手を伸ばして
今もさよならが聞こえないまま

雨を見た

真上
雨を見た
打ちつけられて
立ち止まった時に
心から腕を広げて
忘れていた 思い出した

何も変わっていない
望む限り道は続く

風の行方 雨の中 上を見た
誰のための何だろうと
さあ 行けよ

アウトロー

始まりは
生まれた街で眠る
もう後戻りは出来ない
過去を負えば透き通る
血が走った眼も
知らなくていいことも
目の前は正しくなくて
俺には優しかった

お前はまだ生きてるか
いつかまた道を通り過ぎて

アウトロー
別れに立つ人生
誰よりも孤独を歌って
まともに生きられないだけ

出会う日は
生まれた街で逢おう
もう天国には行けない
命に背を向けた夜
裏返した手に
罪を犯した手でも
街灯の光の下
夢なら救われるから

誓うよ どう生きるのか
いつかまた道をはみ出して

アウトロー
分かつための人生
俺達は孤独を笑って
まともに生きられないだけ

何が正しいのか知った上で
一人の人間として生きたか
今 懐かしく振り返る
お前を見送った道だ

歓楽街

歩いた
駅へ向かって歩いた
午前0時を前にして
放置自転車で溢れた
歓楽街の通り道
耳元で囁いて売春婦が笑う

どこへ帰るのか 歩こう
どこへ帰るのか 歩こう 歩こう

歩いた
笑顔返して歩いた
目と鼻の先 足を止める
懐かしい顔を見つけた
真夜中への分岐点
再会は奇跡だとろくでなしが笑う

どこへ帰るのか 歩こう
どこへ帰るのか 歩こう 歩こう

歩いた
歌を歌って歩いた
午前0時を境目に
欲望に顔を背けて
雑居ビルにもたれた空
交差点を見渡して野良猫が飛び出す

どこへ行ったのか 歩こう
どこへ行ったのか 歩こう 歩こう

歩いた
名前を聞いた 歩いた
人の孤独を形にして
ネオンの光で溢れた
歓楽街の大通り
諦めた人生を未成年が笑う

どこまで帰るのか 歩こう
どこまで帰るのか 歩こう 歩こう

 
        花は咲き


        月は踊る


        僕は酔い


        愛に死ぬ


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