FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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勝手知ったる街を行く

彼の機嫌が悪いのは
昨晩デリヘルを呼んだせい
みんな大人になったもんだで
席に着けばマダムがお茶する午後
衝動買いのジーンズ サンローランのドレス
予想外 彼女の左折は大胆不敵

勝手知ったる街を行く
僕は気まぐれ
君を止めやしないね

パンケーキ食べ過ぎた
休日は年貢の納め時
探してもない物はないから
太陽目指して急がば回れ
物を持たないあの子は人見知りの天使
すれ違う日の彼女は他人の空似

勝手知ったる街を行く
僕は大真面目
君が笑えばいいだけ

踏んだり蹴ったりノーリアクション
うっかりばったり出会ってみるもんだ
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ビール片手に

訊いた
ビール片手に
問い掛けた
同じ答えだと思うから
君の答えは 孤独は人を強くする
僕の寂しさは君に弱さを知らせる

背を向けて立てば
また何も分かり合えなかった

だからだよ
派手に転ぶ
迷うけど
手を差し出せば手を取るから
君の答えは 孤独は人を歩ませる
僕の寂しさは君が笑って知らせた

今日は詩を書こう

今日は詩を書こう
そんな気分なんだ
近道を知ってるけど
雨上がりに浮かんだ静かな心を
夕暮れの曇り空を鳥が飛んでった
君を思えば 僕は何も恐くないよ

閉じて 開こう
木の葉が風を歌う
耳を澄まして 目を閉じて
僕は僕の思うまま

今日は詩を書こう
繋ぎ合わせるんだ
なだらかな坂道を抜けて
立ち止まらずに描いた景色を
曇り空の夕暮れを鳥が飛んでった
君は思った 僕の調子は悪くないよ

寄せて 返そう
木の葉が風を歌う
耳を澄まして 目を開いて
僕は僕を伝えるから

行きも帰りも向かい風
多分 今日は一言多かった
まぁ いつだって そんなもんさと

手を当てた胸に
木の葉が風を歌う
耳を澄まして 声を聴けば
君は君の思うまま

コスモス

少しだけ
気になるんだ
健気に見えて
笑うといじらしくて
柄でもないけど

空へ飛び立った
君のことを想った

コスモス

彩って
描くんだよ
風に揺られて
寂しさを覚えても
夢じゃないから

空へ飛び立った
君のことを想った

コスモス

ほら ごらんよ
今日の晴れ間も
明日は雨かも知れないけれど

目の前の花を
君のことを歌ったら
空へ飛び立った
胸の内を伝えて

コスモス

 
        花は咲き


        月は踊る


        僕は酔い


        愛に死ぬ


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醜態

白か黒か
真っ赤な花びら
インコースギリギリ
地を這う蛇
頭押し潰して
今時ドラマでも言わない
言葉並べ立てる

私はあなたの何なの? さあ?
咲いて汚れて見せてくれ

白か黒か
真っ赤な嘘だろ
月を欠く太陽
息の根止める
唇押しつけて
役は経験が物を言う
器並び立った

私はあなたの何なの? さあ?
咲いて汚れて見せてくれ

化けの皮剥がして 醜態さらして
どの面提げて返す返す愛をさ迷って

私はあなたの何なの? さあ?
咲いて裏切って魅せてくれ

ロンリーウルフ

月に吠える
群れからはぐれた
ロンリーウルフ
彼女は見てる
何も言わないで見てる
孤独を履き違えた俺を wow-
逃げ出したくなるよ
ねえ そんな目で俺を見ないでくれ

私の目を真っ直ぐ見て
見えるもの全て傷つけて

闇に吠える
殺して気取った
ロンリーウルフ
彼女は見てる
恐れないで前を見てる
汚れて歪み切った俺は wow-
御覧のとおりだよ
そんな目で人を俺を見ないでくれ

私の目を真っ直ぐ見て
見えるもの全て傷つけて

君を見ていた少年が俺を呼ぶよ
君の目を通して 望んだ姿を 本当の自分を 自由を

私の目を見て 真っ直ぐ見て
目を逸らさないで 傷ついても

とは言え

人の流れに乗って
横切って行く
13メートルぐらい先
昔付き合ってた女が歩いてる
相変わらず綺麗でクールな横顔

現実は見るでも見ないでもなく
後になって間違えるが落ち
とは言え 大して笑えないよな

人波を掻き分けて
横切って行く
後悔 後先に立たず
勝った負けたで男が歩いてく
何だかんだ言っても心から生きてる

目の前を見るでも見ないでもなく
間違えても行けば分かるが落ち
言われてもな 大して笑えないよな

思ってもみなかった
生きた気がする
立ち止まっても 振り返っても
追いかけて 追いかけて 追いかけて

人生は裏でも表でもなく
抱き締めたくて噛み締めるがオチ
とは言え やっぱり笑いたいから

旅人

人は皆
孤独な旅人
道中 誰であってもいいさ
海も山も今は語らない
さらば 女 泣くなよ
涙 馬鹿げた夢を見た男達へ

いつかどこかで逢おうぜ
俺達は生きてまた逢おう

守るものがなかった
守りたくなかったから
愛されて怖くなった
涙があふれても
泣いていなかったのに
生きたい
生きていてほしい
あなたを抱いた手で
今初めて命に触れる
光 生を受けた日に全てを見て
光 手に入れた命に願いを知って

プロフィール

oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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