FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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散歩

主人に連れられ
一生懸命歩いてる
後ろ足が一本ない犬
かと思えば馬鹿にしか見えない
猫の首輪にリード繋いで歩いてる女
あの優雅な猫 十万ぐらいするんだろうな

アパートから道へ
勢いよく飛び出してきた
左足が義足の青年
歩いているようには見えない
一心不乱に歩く姿 走ろうとしてる
百万懸けてもいい あの背中はいつの日か必ず走る

さっきからずっと
スマホ見ながら歩いてくる
顔を上げる気なさそうだ
改めて喜んで道 今日は遠回りして帰ろう

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言えなくて

言えなくて
出ました 独り言
愛を伝えるかの如くだなぁ

昨日のこと ごめんなさい
言えるかな 心からのありがとう

マジかよ

歩いて
夜空なんか
見上げるから
流れ星が流れる
時代が変わって
初めて見上げた夜空
思わず口からこぼれた マジかよ

笑うぜ

朝の歌

朝は
コーヒーにトースト
君はいつも
ヨーグルトにフルーツを足して
洗濯機に昨日を放り込んでから
今日の天気と今日の運勢を気に掛ける

思えば君を歌ってるから
晴れて ほら 鳥の音が聞こえるよ

コインランドリー

日々は
巡り巡って
コインランドリー
サンダル引っ掛けて
装い新たな明日へ向かう
夜空の向こうまで愛を込めて
マンションの下 横断歩道の前
コインランドリーから
静かに回る 厳かに回る 世界が回る

思えば あっと言う間

俺の友達

いい奴だよな
俺の友達
ばったり会って
頑張れだってさ
お前も頑張れよ
なんて言わなくても
俺達は分かってるよ
分かり合えるんだから

男どうしって いいよな
俺の友達って いいよな

あの日

あの日
海を見たい
彼女は言った
理由は分からない
青空を海まで歩いて
地平線に架かった太陽を見た
振り返ると彼女の姿はなかった

あの日 彼女は空を飛ぶ鳥を指して
少年のように海を見詰めていた男の下を去った

自動販売機から

立ち止まり
がらんごろん
音を立てて
かじかんだ手に缶コーヒー
自動販売機から
道を折れて曲がるまでの夜空
昨日と同じような場所に
今日も星が見えるけど 光が弱い気がする

好きな人
大切なこと
俺は忘れるから
忘れた頃にまた明日 思い出すよ

年の瀬に

年の瀬に
花屋の前を通ると
店の主人らしき人から
不意に声を掛けられました
思わず見たそれは何だった
立ち止まらずに過ぎて
鉢植えの花 心からの人
今思えば顧みるのは自分だった

顔に似合わなくていいよ
もう少し優しくなりたい

スーパーマーケット

料理の献立考えて
スーパーマーケットぶらぶら
行けば色々あるから
お惣菜売り場から
パンコーナーを回って
レジへ持って行こう
何か問われたら微笑んでみせて

今日はわざわざ
歩道橋を渡って帰ろうか
確かにここまで歩いて来たんだよ
昔ならかっこつけたんだろうけどさ

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いつかの誰かの詩

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