FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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ロンリー

淋しい
逢いたい
ずっと淋しくなかった
胸の内は誰にも逢いたくなかった
絵を描いて ピアノを弾いて
星を歌っていられる夜には分からなかった

君が教えたんだよ
ここにはなかった言葉を

淋しい
逢いたい
きっと淋しくないから
想えたんだ 誰にも逢えなかったから
絵を描いて ピアノを弾いて
夢を歌っていられる夜には分からなかった

君が教えたんだよ
ここにはなかった景色を

冷たい手にも心は温かい
手を伸ばして孤独に届きたい
与えられた 血の通った愛を歌って
空は振れた 残された時間を歩いて行こう

I'm a lonely, you're a lonely
We're all alone because we are...
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東京の空

東京の街
同じ空の下だと思えない
人を見て勝った 街を見て負けた
行儀良く並んだタクシーに乗って
途切れることのない光が伝える
抱き締めても名前を思い出せない
人の人生は早送り 都合良く忘れる

東京 行ったまま帰らない
あなたに抱かれて眠るまで

東京の空
何も恐いものがなかった
夢を見て流れた 星を見て言った
どこへ行ってもいい 裸になって
真夜中に現れた光を信じて
手を伸ばしたら名前を呼んだ方がいい
人の人生は後回し 都合良く出来てる

東京 行ったまま帰らない
あなたに抱かれて眠るまで

思いの外 人を見て遠く見える
同じ空の下 夢を見て遠くに見える

東京 行ったまま帰らない
あなたに抱かれて眠るまで
東京 過ぎた人 目を閉じる
夜空に抱かれて眠るまで

曾根崎心中

交差点
眼下に迫る
歩道橋で嫉妬した

想い詰めたのち
二人は待ち合わせて
十二月の三番街で逢おう

曾根崎心中
運命は大阪へ戻って間もなく

交差点
心を返す
待った 橋を渡った

想い遂げたのち
孤独を持ち合わせて
十二月の三番街で逢おう

曾根崎心中
幕開けは悲しみを描いて間もなく

どこの馬の骨でも人は構わない
今すぐに道へ出れば守り通せる

教えてくれ 憎しみに勝った愛を
与えてくれ 永遠に消えない傷跡を

夕暮れに

時は青に冷たく
瞳に燃えている
夢は夢のままで
空を瞬いていて

この道には
悲しみすら見えない

夕暮れに
言葉が落ちるとき
あなたの瞳は切な過ぎる

声は時に儚く
静かに刻まれた
軌跡に残されて
空を横切って往く

あの鳥には
真実しか見えない

夕暮れに
言葉が落ちるとき
あなたの瞳は切な過ぎる

落ちて往った陽に
人は裏切りを唄えない

夕暮れに
世界が染まるとき
あなたの瞳は切な過ぎて

ソラゴト

ねえ 見て
隙間を埋めて
傷口を塞いだ
カーペットの上
空は乾いてる
零れた色だけ滲んでる

この鈍った感覚
そのまま外に出して

きついのちょうだい
まだ夢を見てるなら
甘やかして歌ってあげる
だからもっときついのちょうだい

ほら また
意識を過ぎて
波を打ち始める
押し殺した声
時を数えてる
なくした分だけ現れる

この鈍った感覚
思いの外を行って

きついのちょうだい
痛みが足りないなら
突き放して踊ってあげる
だからもっときついのちょうだい

思い出して
あの星に誓ったこと
埋め立てたソラゴト Hold On

路地裏のブルース

折れそう
小さな手のひら
不安で潰れそう
身体に染み付いた跡は
誰にも隠せない
お前は孤独を噛み締める

路地裏のブルース
そこに咲いた花に触れまいとして

折れそう
汚れた眼の前
望んで壊れそう
痛みに見せられた後は
名前すら残らない
俺達は孤独を噛み締める

路地裏のブルース
そこに咲いた花に触れまいとして

風が吹き抜けて往く
戻れない道を人は戻らない
掃いて捨てられるような
そんな安っぽい物語でよかったのに

もっときつく抱き締めれば良かった

泣いてるよ
誰かが傷つけた跡に
迷ったあげく 追い打ちかけたから
誰もいなくなるって 細い体 震えて
目の前 人が歩いてる 荷物が邪魔だった

抱き締めて分かつ痛みなら
もっときつく抱き締めれば良かった

泣いてるよ
誰かを傷つけた後に
迷ったあげく 伝えなかったのに
誰かのために笑って 遠い涙 望んで
目の前 人が通り過ぎる 何もかも遅かった

抱き寄せて別れる人なら
もっときつく抱き締めれば良かった

ここから立ち去る
言い訳を言いにやって来た
君の街で自分が誰なのかを知って
やっと人を好きになった結果がこれ

抱き締めて分かつ痛みなら
折れるぐらい抱き締めれば良かった
もっと強く心から傷つくまで人を
ただ君を抱き締めてみせれば良かった

ひとり

人は変わるのに
俺は何も変わってない
酔っ払って倒れ込んだベッドで
昔と同じセリフを聞いても 同じじゃない

下着姿で眠る女を眺めて独り 呆れる
お前は変わったのに俺は変わってない

今夜の彼女はいじらしいぐらい素直で
見違えて見えるほど綺麗だったのに

笑い合った日を
俺は何も答えてない
肩を組んで歩いた道を過ぎて
昔と同じセリフを聞いても 触れない

ベッドに座って眠る女を眺めて一人 愛してる
お前と出会ったのに俺は答えてない

今夜の彼女はどこか寂しそうに見えて
思えば思うほど優しかったのに

傷つけ合った日々が嘘みたいに懐かしい
この手を取っていつか全速力で走った 笑った 見上げた

今夜 愛する人の隣で項垂れて
出会えて良かった ずっと思ってた ありがとう
今夜も結局 彼女は女でしかなくて
俺は朝になれば別れるだけの男だ

シルエット

電車を降り
改札を抜けて
線路沿いの花壇の前
月明かりに立つ
君のシルエットに
夏の終わりが浮かぶ

何度も描いた姿はまた
笑顔のままで背中を向けた

君を思い出して人生を忘れる
未だに君のことだけは後悔してる
十年後の夜が訪れても 今夜も
それだけは心静かに言い切れる

八月

八月は どうして こんなに寂しいんだろう

少年よ 教えてくれないか 夕立の上がったあの空の下を

プロフィール

oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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