FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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海猫

悠々と行く
呼ばれるように
海に出たのさ
自惚れないために
防波堤に灯台を見よう
行く道は心の真ん中

そして 風
海猫 飛んでくよ

悠々と行く
知ったかのように
海に出たのさ
寄せて返すために
波打ち際に自分を見よう
呼ぶ声は体の真ん中

そして 風
海猫 飛んでくよ

見えた珍道中
太陽と青空に気もそぞろ
飽くまで歌声
太陽と青空に気もそぞろ
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人の道

人の道に
杖をついた老人
車が通り過ぎるのを待っている
目と鼻の先にゴミ袋の山
電柱に留まったカラスを見た

あなたのように自分を許せる日が来て
人は静かに 心静かに 歩み始める

人の道に
杖をついた老人
時は降り積もるのだと知っている
目と鼻の先にゴミ袋の山
両の手に余った自由を見た

あなたのように自分を許せる日が来て
人は静かに 心静かに 歩み始める

いつの日か
命を分かったら
手を放して 道を踏みしめて
歩くために歩きたい

旅の終わりに

聞かれたよ
旅の終わりに
隣に座った女に
好きな人はいるのって
聞かれたから正直に答えた
最後に君の声を聞いてから
どれだけの時間が過ぎたろう
距離が同じだった どんな顔されても

窓の外はあいにく夜で
これと言った景色も見えない

一人 遠くへ行って
誰と出逢って 何を持って どこへ行って どこへ帰るのか
まだ何も分かってないんだ

見たんだよ
旅は続く
前を見て言った女に
笑顔向けられたあと
人生を見て言葉を失った
人へ向かって答えられるまで
どんな人生を生きて来たのか
思った 名前ぐらい聞けばよかった

翻って昨日の夜は一人
荒れ狂った海を見ていた

一人 遠くへ行って
誰と出逢って 何を持って どこへ行って どこへ帰るのか
まだ何も分かってないんだ

君に話したいことがたくさんある
旅へ出た日にはもっとたくさんある

一人 遠くへ行って
誰と出逢って 何を持って どこへ行って どこへ帰るのか
ことあるごとに俺は笑うよ

影絵のように

歩いて
静かに
錆びついた
都会の真ん中で道を折れて
ビルとビルに挟まって 垣間見る空
望んで手を伸ばせば
どこへでも行けるような気がしてた
叶わなかった いつの日か夢を見てた

路地から通りへ
人波が影絵のように踊る
今も想いは尽きない

歩いて
指咥えて
知らされた
道を思い出しても
ピントの合わなかったファインダー
空から足元を見詰めて
ここまで何を失って来たのか認めて
時を描いた いつの日も胸にあった

路地から通りへ
人波が影絵のように揺れる
今 自分と向き合う

遠くサイレンが響いても
夢はサイレント・ドリーム
通り過ぎて行く人達と同じように
新たな時代を胸に抱えて

路地から通りへ
人生が影絵のように踊る
今を生きた 道を踏み出そう

旅人

人は皆
孤独な旅人
道中 誰であってもいいさ
海も山も今は語らない
さらば 女 泣くなよ
涙 馬鹿げた夢を見た男達へ

いつかどこかで逢おうぜ
俺達は生きてまた逢おう

雨を見た

真上
雨を見た
打ちつけられて
立ち止まった時に
心から腕を広げて
忘れていた 思い出した

何も変わっていない
望む限り道は続く

風の行方 雨の中 上を見た
誰のための何だろうと
さあ 行けよ

太陽が沈む前に友の死に火をつけて海へ出る

照りつける太陽を横切り
誰もいない橋の上で鳥は
人に教えられた道を走って 人の命へ向かう道を走って
言葉は大型車の轟音に遮られて伝った

太陽が沈む前に友の死に火をつけて海へ出る

ギターを弾ける気がしない

ベッドに立てる
テーブルに倒れる
想ったままを描いて
気がついた時は床で寝る

爪が割れて血が飛ぶまで弾いた
どこまで行ってもギターを弾ける気がしない

心にあるうちは

逃れられない
追いつけないだろう
時 嘘と真実に調和
孤独を慰めるように
現れた恐れと向き合う

心にあるうちは
後に過ぎてゆく風景を前へ

逃れられない
捨てられないだろう
声 人の沈黙に絶えた
恐怖を乗り越えるために
目の前の自分と向き合う

心にあるうちは
後に過ぎてゆく風景を前へ

今に残された時間
別に何も言いたくない
解き放たれた手に掴んだ空へ
落ちてゆく日に道を流れて行く

血の轍

名前
呼ばれて
夢から覚めて
立ち上がって
傷つくことになっても
君を抱き締めようとして
踏み出した瞬間に泣いていた
もう泣いてもいいのにまた泣けなかった

命より重いものがあった
きっと帰り道で思い出すんだろう

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Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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