FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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答え


全て
道なき道
帰るべき場所
胸の真ん中 命と代えた

旅路の果て
答えは始まりにある

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受け止める

空を見れば
道は見えない
風が心を揺らす
鳥の鳴く声が聴こえる
大きく息を吐いた

ここにいる ここにある
それをそれとして受け止める

慈悲

炎立つ
情熱の跡
記憶はケロイド状
音が蠢いてる
信念は再生する
癒せない傷などないだろう

この冷静は客観的に見てのことか?
俺は十字架に口づける癖を治さない

落ちたら上がってこい
だったらここまで上がってこいよ

光発つ
闇に望んだ
存在依存上
神が聞いて呆れる
真実を形成する
想像の斜め上を描いた

その衝動は本能を理解してのことか?
お前の十字架にキスする癖は直らない

落ちたら上がってこい
だったらここまで上がってこいよ

この手は星を希望する
その手に意味を持たせてくれ
血の色は同じだった 違うか?
慈悲に満ちた意志だった 違うか?

Drowning

魂を売った
金のためじゃない
淋しさを紛らわすため
そうして忘れるために
汚れた手を洗って目を逸らした
鏡に映った顔を見て

眠りたくない
まだ眠りたくない

抱かれているのは
人のためじゃない
存在を確かめるため
痛みすら感じなくなる
背中に手を回して 溺れ切って
浮かんだ言葉を吐き捨てる

眠りたくない
このまま眠りたくない

諦めが悪いらしい
明日には忘れるくせに
どんな気がした どんな気がした
始めから覚えてもいないのに

感染

触れた
繋ごうとした
また悪魔が顔を出して
世界を知るんだろう
塞き止められた欲望に
醜い姿を省みても

本能に忠実に直結
それは犯されてどうする

強く
あろうとする
また生まれて殺されて
溢れ出した欲望に
醜い姿を試みては

本能に忠実に増殖
それは犯されてどうする

扉の向こう
螺旋状の階段
創造へ意思は落とされる
生命は静かに波打った

戦慄に走った光を見ろ
それを諦めてどうした

くびき

虚無
無機質
午前5時半 NHK
どうして優しく交通網を歌う
感傷的になるな
隣の家のヒステリーアンドロイド
いつも通り子供がかわいそう

君は物を持たない
今に何も言いたくなくなる

その手に心を返す時がきた

静かに
淀みなく
扉は開けられ
諦めに似た
後に落ち着いた

静かに捨てよう
手のひらに心を返す時がきた

静かに
否応なく
扉は開かれ
さよならに似た
軌跡に散らばった

静かに捨てよう
手のひらに心を返す時がきた

優しさに残されて
本当は少し恐いけれど
腕を広げて受け入れる

静かに捨てよう
その手に心を返す時がきた
光は謳われる
手のひらに心を返す時がきた

Mellow

見出しを読んで
地下鉄から下りたら
適当な出口を選べばいい
階段を上ったところで
ハーモニカを吹いて小銭を稼ごう

そんな気分なんだよ
俺はハーモニカなんか吹けないけど

空気を読んで
天使が舞い降りたら
安物の指輪を選んで買う
男を引っ掛けた場合は
バンドでも始めて時間を稼ごう

そんな気分なんだよ
お前は涼しい顔でどこ吹く風だろ

メロウな夜
ウェットティッシュに包んだ月
代償の上 よれよれのスウィート

ほら ナイーブなんだよ
俺はハーモニカなんか吹けないけど
昔は逃げるぐらいなら死んだ方が笑えたよ

思えば家に帰る頃合だろう

ファンデーション

真実を見たい
目を逸らさない
世界は痛みに欠けてる
まだ名前を知らない

その手に託した手紙の最後には

お前を捨てるみたいに
捨てないと始まらない
私はもう愛している
だから優しい方は取らない

ママの膝の上
髪を切り感情を弾いた
蚊に刺されて蛾のために歌う

世界を変える時刻に
何もかも捨てられる
私は愛しているから
恐いものがないとは言わない

明日は上の空
青ければ青いほど痛んだ
カビの生えたパンのために戦う

やがて道に倒れて目が覚めて
その手に託した手紙の最後には
「シャンプーは何を使ってる?」

錆びついて燃える
封を切り真実を弾いた
名を明かして我のために歌う

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oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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