FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

2013/101234567891011121314151617181920212223242526272829302013/12

風に吹かれて

約束の時間に遅れたのに
待っていてくれた友達が笑って
もう少し一緒にいて欲しいと
言ってくれた女の子に手を振って

この道をどこまで走って来ただろう

今夜、風に吹かれて雨が降る
泣けないでいる男のために
酒に酔えない男のために

誰もいなくなるって呟いて
溢れ出した涙に見送られ
本当は振り返りたかったけど
立ち止まったら思い出に笑われて

受け取った手紙はどこへ届いただろう

今夜、風に吹かれて雨が降る
素直に泣けない女のために
唇を噛む女のために

駆け足で飛び乗った終電車
後ろへ流れる風景を眺め
降り立ったいつもの駅いつもの道
夜を通り抜ける少年の歌声

人生をどこまで歩いて来ただろう

今夜、懐かしい歌に夢は舞う
時代遅れな町のネオンに
大人になった誰かのために

偶然の再会は初恋で
胸にしまっていた気持ちがざわついて
約束の時間は過ぎたけど
そこには変わらない笑顔があって

あの頃の僕らがどこかで笑ってる

今夜、風が吹き抜けて星が降る
空を見上げる誰かのために
男のために女のために

今夜、風が吹き抜けて星が降る
空を見上げて流れる夢に
瞳に映す明日のために
スポンサーサイト

どこまでも自由で退屈な午後

どこまでも自由で退屈な午後だった

替えたばかりの蛍光灯が眩しくて
笑ってみようとしたけど無駄だった

どこまでも自由で退屈な部屋だった

大急ぎで封を切った手紙には
涙が止まらなかったよと書いてあった

どこまでも自由で退屈な空だった

冷めたインスタントコーヒーがまずくて
天井を見上げ笑顔を思い浮かべた

どこまでも自由で退屈な午後だった

八月のラブレター

どこまでもただ青くて
太陽へ笑いかけた彼女
紫外線に傷つけられて
涙目のままで行ってしまった

夏はもう行ってしまったんだ
僕らが夢を見ている間に

いつかまた空を泳いで
天使のふりしてくれた彼女
スカートの裾を直して
ほほえみに消えてしまった

夏はもう行ってしまったんだ
僕らが夢にはしゃいでいたから

八月のラブレター
あの娘が出した手紙は

どこかへ行ってしまったんだ
おどけた夢を見ていた季節
夏はもう行ってしまったんだ
きっと僕らが追い過ぎたから

八月のラブレター 青い空 飛行機雲
夏はもう行ってしまったんだ


好きだって言ってるのに、なんで気づかないの?
どうして気づかないのって、手紙にはそう書いてあった
僕らはいつだって、後になって気づくだけなんだ
僕らは忘れた頃に、夏だったって思うだけなんだ

 Thank you for your letter

Late Show

真夜中の堤防を歩いて
貨物列車が橋を渡って行く
水面に揺れる月を想って
年上の彼女は二つ隣の席

今日を生きて
明日を待って歌うブルース
風が吹いて
彼女は寒いねって呟いた

真夜中の風景を運んで
貨物列車が音を繋いで行く
優しさに揺れる月は黙って
静けさの中へ淡い光を落とす

夜を過ぎて
朝を待って歌うブルース
風が舞って
季節の変わり目をささやいた

今日を生きて
明日を待って眠る孤独に
風が吹いて
彼女は寒いねって呟いた

真夜中のレイトショー

恋の終電車

さっき別れたばかりの電車のホーム
勝手だねって一言で巻き戻されて
さっきと同じ場所に君を見つけた
お茶を濁したはずの午前0時過ぎ

何となく何気なく曖昧な
近づいては遠ざかる距離だから
恋の終電車 行ってしまえば
帰れない帰らない夜だから

恋は行き先不明の電車のホーム
見知らぬ街に二人を放り出して
初めての表情に君を見つけた
終電が出て行った午前0時半

夜を過ぎ愛しさを装えば
近づいては遠ざかる距離だから
恋の終電車 行ってしまえば
どこまでも落ちてゆく夜だけど

何となく何気なく会いたくて
勝手気ままな二人を繋いで
恋の終電車 行くも戻るも
帰れない帰らない恋だから

誰もいない電車のホームで
本音隠して秘密を分け合えば
恋の終電車 行くも戻るも
帰れない帰らない夜だから

LINE

 E7sus4   E7sus4
 僕は言葉に縛られているだけ
 E7sus4    E7sus4
 君は繋がってるフリしてるだけ
 E7sus4   E7sus4
 点と点を結んで引かれた線
 E7sus4    E7sus4  Em7
 君のため息に世界は躍るよ

FALL

街路樹の葉音
軋み出す季節

落ちて 落ちて 落ちて
落ちて 落ちて 落ちて
君の胸に落ちて

秋の空は高くなる

立ち止まる時
瞬きの瞬間

落ちて 落ちて 落ちて
落ちて 落ちて 落ちて
君の涙に落ちて

長い夜がやって来る

吹き荒ぶ風
距離へ続く路に

落ちて 落ちて 落ちて
落ちて 落ちて 落ちて
君の髪が揺れて

長い旅を振り返る

流れて往く景色
紅が嘘の様に

落ちて 落ちて 落ちて
落ちて 落ちて 落ちて
君の足元へ落ちて

秋の風に吹かれてる

For all, fall For all, fall
For all, fall For all, fall

プロフィール

oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

言葉はイメージを行く
ありがとう、幸運を祈る。

☆リンクフリー☆

詩、文書、画像等の著作権はobaに有ります。詩等の無断転載、複製は禁じます。

カテゴリ

フリーローテーション

最新記事

全記事表示リンク

カウンター

最新コメント

最新トラックバック

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

検索フォーム