FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

2014/081234567891011121314151617181920212223242526272829302014/10

月夜

月夜に濡れて
干からびた身体
視線を落として
また一つ嘘が増えた

想い出は埃まみれ
綺麗に取り繕って
ぐちゃぐちゃになったよ

心に欠けて
沈黙の温度
記憶に抱かれて
作り笑いの花が咲いた

さよならが聴こえないから
本音を押し殺して
綺麗事になったよ

この距離と角度が私を映してる
スポンサーサイト

京美人

ぶらり色街
花魁道中
今日は冷やこいわあ
京女が言いました

月夜に映える京美人
見上げるだけの舞台かな

カフェラテ

きっと花が芽吹く頃
君の不器用に弱さを見つけて
僕らは旅に出る

勇気なんか要らないから
カフェラテを派手にこぼして
店員さんに笑われても良いさ

僕らは何も持たないまま
何も持たない手で手をつなごう
君がスカートの丈を気にした
夏の夕焼け 帰り道

いつか何食わぬ顔で
人の心配に自分を見つけて
僕らは愛を出す

理由なんて要らないんだ
カフェラテが涙になって
コンビニのお茶に取って代わっても

僕らは何も持たないまま
何も持たない手で手をつなごう
君がスカートの風に笑った
夏の夕焼け 帰り道

どこまで行ったって

君の自由なスタイルと
適当すぎるタイトルで

僕らは空を見上げてまた
何も持たない手で手をつなごう
君のスカートの丈が伸びても
君と夕焼けに染まる道

バニラアイスみたいな雲の向こうに、ほら

朝顔

午前5時を過ぎて
あの娘は秘密を明かした
それは朝焼けの空になって
短い季節を描き出す

誰の上にもやってくる朝
だけどなんかちょっと違う
予感めいた始まりにあふれて
会いたくなって

この時間の街が好きだと
空を見上げた
それは柔らかな光になって
心の扉をノックする

誰の上にもやってくる朝
だけど時と場合によって
長い夢も太陽に染まれば
会いたくなって

どっちにしたって
今日は顔を出すから

どんな空にもやってくる朝
だから時計の針を回して
描き出した新しい気持ちで
会いたくなって

むかえに行くよ

ワンダーランド

鳥が海へ辿り着く日
大人になった女の子
フェンスを飛び越えても
星はまだ遠いから

夜空を開ける光のパレード
自由のメロディー

橋が約束を架ける日
コンビナートの頂上
記憶を沈める手に
未来はまだ遠いから

夜空を空ける光のパレード
自由のメロディー

明けてゆく夜
落ちてゆく空

飛べるなら飛んだ
海の向こうの光まで
飛べるなら飛んだ
ワンダーランドの夜空まで

綺麗な羽じゃなくても
海の向こうの終わりまで
飛べるなら飛んだ
ワンダーランドの世界まで


Thank you, girl of twenty

線路上

感情を削ぎ落とし
事実だけが並べられる
余白のない人生
さよならを言わせない

綺麗に飾られて
空を見上げても空しかない

線路上
18歳と1ヵ月 後5秒
線路上 世界は迫る

心は静謐に立ち
旋律に洗い流れる
起源のない想像
真実は語られない

涙に飾られて
空を見上げても自由はない

線路上
18歳と1ヵ月 後5秒
線路上 マリアは願う

痛みに下されて
生み落とされても空しかない

線路上
18歳と1ヵ月 ゼロに打つ
飛ぶ鳥に街の灯が浮かぶ

目蓋の裏側に一つの命
忘れる前に燃やしてしまおう
孤独の代償に刻まれる詩
錆びつく前に燃やしてしまおう


Thank you, please peaceful sleep

空ばっか

空ばっか見てる
校庭を走る女子を見るのも飽きた
友達はいない
16を数える日には死ねばいいから

飛行機が町へ落ちて行く
鳥が感情を消して行く
空ばっか見てる
自由すぎて空ばっか見てる

曖昧に笑う
セックス・ピストルズに誘われても
ピアスはしてない
孤独の行方に今は空を見てるから

飛行機が町へ落ちて行く
鳥が感情を消して行く
空の五線譜
自由すぎて空ばっか見てる

(授業さぼって空ばっか)
(飛べないくせに空ばっか)

踊り場には絶望も希望もなくて
そこには誰もいないはずだった

飛行機が空へ消えて行く
鳥が青空を変えて行く
言葉に出来なくて
自由すぎて空ばっか見てた


 Thank you, 1-A-17歳

ピアノ

誰々さんは何々君と
あれこれとかが今流行りとか
気にしないの面白くもなんともないし
ここは私の居場所じゃないんだ

チャイムが鳴るのを待って刺し殺したら
教室まるごとプレゼントしてあげる
このちっちゃな箱、誰か掃除しといてね

スカートの埃を払って
グレーを駆け足で抜き去るよ

ねえ、通学路ってなんなの
ねえ、なんか教えてくれたの
ねえ、なんで笑ってられるの
ねえ、どこまで続いていくの

ねえ、それを教えてくれないなら
私は音楽室のピアノ叩いているわ
ねえ、キーが見つからないんだけど
私は音楽室でピアノ叩いているわ

じゃあね、バイバイ!

松本人志

ゴキブリの尊厳に人を見る
頭を叩きつけるのは自由

あんたの狂気に言葉を授かる
ここで悲しみを生きるために

国道に倒れて星を見てる
ハンドルは想像に切られた

あんたの狂気が命を救う
いつか悲しみを笑うように

プロフィール

oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

言葉はイメージを行く
ありがとう、幸運を祈る。

☆リンクフリー☆

詩、文書、画像等の著作権はobaに有ります。詩等の無断転載、複製は禁じます。

カテゴリ

フリーローテーション

最新記事

全記事表示リンク

カウンター

最新コメント

最新トラックバック

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

検索フォーム