FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

2015/06123456789101112131415161718192021222324252627282930312015/08

ソファでの出来事

何とも言えないよな
どんな言葉がいいのか探すけど
傷ついて黙ってるその顔

昨夜のソファでの出来事
謝った方がいい?
また傷が増えて一つ
抱き締めるには丁度いいよ

性に合わないんだ
可愛い顔してればしてるほど
目の前にいて笑わない女

昨夜のソファでの出来事
謝った方がいい?
またデリカシーに欠けて
ドラマみたいなセリフ言うから

クレア・デーンズを想って
おでこのカーブを往復したら
まつげの数も全部数えよう 今夜は

あの日のソファでの出来事
恋人どうしみたいに Yeah
また抱き締め合って二人
互いの弱さに傷つくんだよね

PaLaLa PaPaPa × 2
泣きやんだら何か食べに行こう
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車窓からの眺めは時々

電車は終点の一つ前
車窓からの眺めは時々
あの部屋で聴いた曲
それは夕暮れの日差しの向こう

見慣れた景色に忘れて
僕は何となく思い出す
ショートヘアーの女の子

電車は思い出を通り過ぎ
車窓からの眺めは時々
曖昧なラブソング
それを太陽のせいにした日は

見慣れた景色を忘れて
僕は少しだけ恋をする
ショートヘアーのあの娘と

きっと ずっと
見詰め合うまま黙ってる
季節を繰り返しても二人は

あの暑い夏を過ぎて
僕の方が髪が長くて
ショートヘアーの女の子

ラブソング過ぎて駅からすぐの部屋
たまに思い出していつも忘れるよ

恋はいつも通り

太陽は恋に落ちて
月の夜には泣いてる
きっと触れないままなんだけど

表通りで出会って
裏通りの喫茶店
紅茶に角砂糖を一つ落とした

君の恋はいつも通り
今日の風を歌って行く

朝には優しい顔も
星の距離を待てなくて
ずっと行ったり来たりをするから

表通りで別れて
裏通りの雑貨屋さん
手帳を見つけ出して名前を書いた

君の恋はいつも通り
今日の風に歌った空

雨の帰り道に傘を忘れても
晴れた日の午後にはその髪が揺れて

青春だ

夏に忘れた
夢を見てた
空を跨いで飛んだリバウンド
中から外に弾き出して
シュートは弧を描いて高く

君が笑ってる時に
屋上で空を見てるんだ
下駄箱の前でケリを入れられても
痛くも痒くもないから

最高のドキドキに君の汗
間に合わなくたって走り出すんだ

今に忘れて
明日を見よう
人に優しくて胸はリバウンド
真ん中割ってドライブイン
ワン・ツー・スリーで高く

君が思いきる時に
屋上で空を泳いでた
売られたケンカで負けを知ったって
痛みを分かち合えば勝ちだ

最高のドキドキは君の声
踊り場で出会って歌い出すんだ

ロングシュートが空を描き始めたら
どっちにしたって取りに行く
今に夢から覚めてどう転んだって
笑うんだ ドキドキだ 青春だ 満点だ!


Thank you to THE HIGH-LOWS

ON FIRE

君が笑う瞬間
俺は自由を知る
やるからには勝ちにいく

ON FIRE

セーラー服と機関銃

髪が長くて、胸が薄くて、背が高くて。
その目と髪の色は黒だったが、鼻は高かった。
彼女は隣に座るなり、自己紹介を始める。
「お母さんが日本人で、半分アメリカ人。沖縄の米軍基地で生まれたの」
言われてみれば、場末のスナックの明かりの下でもハーフに見えた。
歳上のホステス(29歳)を見ては、可愛い人だと思った。
日本語がへたくそだったから。

「おじさんなのに、若い人の最近の歌ばっかり歌う」
彼女の視線の先には、酔っ払い。50代、男性。今時の歌を歌っている。
「全然似合ってないのに。そういう人、どう思う」
彼女は一つ目の話題として、そこのおじさんを問題に取り上げた。
サラリーマンが仕事帰りにスナックで若い女の子にもてたくて、流行りの歌を歌う。
彼女には悪いけど、どう思うもない。それは素晴らしく健全だ。
だったけれど、彼女は静かに、真剣に、怒っている。だから、疲れている。
「まぁ、似合ってないけど、いいんじゃないの」
お茶を濁して、笑え。そういう時は、笑えばいいから。

「なんか歌って」
愚痴を一通り聞き終えて、言ってみた。
「私が小さい頃、お母さんがよく歌ってたの」
彼女は思い出と共に、セーラー服と機関銃を歌う。
何だか知らないけれど、とても素直で、真っ直ぐで、不器用な人だった。
薬師丸ひろ子が歌っていた。その歌に関しては、それしか知らない。
だけど、彼女の歌がへたくそなのは分かった。
彼女を見て思った。おじさんが歌わないなら、俺が歌ってやると思った。
吉田拓朗の落陽だったのか、河島英五の時代おくれだったのか、歌を忘れても。
生まれて初めて人からマイクを素直に受け取って、生まれて初めて女の前で本気で歌った。

彼女を見た日から、23歳の頃から、思ってる。
その化粧の下地はブルースだろって、思ってる。
きっと、どんな夜も、ウィスキーはロックがいい。
いい女だったら、ブルースで割って、歌ってくれる。

沖縄の米軍基地移設問題に寄せて、思う。
多分、人生にはセーラー服と機関銃が必要だ。

ハート泥棒

いつだって僕を困らせる
君はハート泥棒
今更でも何でもお茶に誘って
向き合うことからまた始めよう

笑ってくれたらベイビー
空へ向かって書いたI Love You
僕は君と一緒にあんみつ食べたい

いつだって僕を困らせて
君はハート泥棒
戸惑う時は胸に手を当ててみて
触れ合うことからまた始めよう

涙にじんだらベイビー
水性ペンで書いたI Love You
僕は君へ走ってさらって行きたい

心配しないで
そのままでいいから
My Baby Blue

今夜はきっと大丈夫
ビールの泡にまみれても大丈夫
君はハート泥棒 盗み出してまた
君は僕を困らせて笑えばいいだけ

Fuckin' In The Pussy

すぐに入れてなんて切ないね
Fuckin' in the pussy baby!

French Kiss The Sleep

今夜も 多分 どの夜も
もっと優しくできたから
もっと早く気づくべきだった

ワインを2本空ける前に
電話してくれてもよかったのに
26時のシンデレラは
今夜 キスの約束を忘れて眠る

いつか守りたいと想うなら
あの橋まで走れたらよかったのにね

Hey, my old girl
French kiss the sleep
Maby my Cinderella
French kiss the morning

星を探した どの夜も
きっと優しく笑うけど
似合ってないって言うべきだった

ドレスも靴も脱ぎ捨てて
そのままで笑えばよかったから
26時のシンデレラは
今夜 キスの約束を忘れて眠る

守れる強さを想うなら
あの橋まで走れたらよかったのにね

Hey, my old girl
French kiss the sleep
Maby my Cinderella
French kiss the morning

その頬に伝った涙のあとは
何もかも大切で夢みたいだから

Hey, my old girl
French kiss the sleep
Maby my Cinderella
French kiss the morning

ギャルよ、さらば

人生は静かだった。
ドアをノックしても、名前を呼んでも。
土曜日の午前9時過ぎ、ギャルは寝てる。
悪いけど、18歳の女の子の部屋に勝手に入った。
人によっては、妹のように思っていれば、多分、許される。
確信犯だった。彼女にだけは、別れを言いたかった。

どれだけ癒されたのか、分からない。
ギャルはお菓子を食べながら、雑誌をめくっていた。
時々、話しかけられても、ただ、そこにいて、茶髪の女の子を眺めていた。
今日も元気、今夜も楽しそうに見える。でも、本当は、ちょっと冷めてる。
そんな表情を一瞬、見せる。その心は、一瞬の間に消える。

人を癒せるのは、そこにいることが出来る人だから。
ごく自然に浮かんでは通る。目の前は素直に溶け込んだ。
言いたいことがあれば、言う。楽しければ、笑う。人にも気を使う。
それで良いんだって思う。思える。自分に強くて、他人に優しい時間。
いつか必ず、いいお嫁さんになる、この子は。

名前を呼んでも、やっぱり起きない。
起きないので、起きるまで、ギャルを揺さぶる。
「帰る、玄関の鍵だけ閉めといて。見送らなくていい。よろしく言っといて」
この家には、彼女しかいなくなる。鍵は架けておいてもらわないと、困る。

部屋を出れば、廊下に薄いグレーの猫を見つける。
ここまで近寄ってこない猫は、人生で初めてだった。
飛んで、跳ねて、言うこと聞かないと思ったら、メス猫だった。
猫と話せると思ってた。本気で思ってた。
そんな自信は、あっけなく砕かれた。

「待って、待って。夜には、みんな帰ってくるから」
待たない。礼は済ませた。この別れは、確信犯だ。
泣かなくていい。涙、涙で、ギャルの涙も、傷ついた顔も、もういい。
「ねえ、どうしよう、どうしよう…」
どうしても、どう足掻いても、彼女はギャルだ。
それは、どう見ても、普通の優しい女の子なんだ。
純粋な彼女と違って、自分のやり方は、どうなんだろう。
いつだって、よく分からない。だから、さよならだ。
「元気で」
「うん」

この人生を行く俺は、18歳のギャルにしか別れを言ったことがない。
玄関を出て、西へ数歩。勝手口の方を覗くと、白い犬がいる。雑種のバカ犬だ。
悲しい顔に見えたら、もう散歩出来ないけれど。絶対、忘れない。
「じゃあな」
正確に言うならば、人生にただ一人、5歳年下のギャル。
左腕にバラのタトゥーの女と、犬のベスにしか、さよならを言ったことがない。

さっき、気づいた。

プロフィール

oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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ありがとう、幸運を祈る。

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