FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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京に舞う

鳥が発つ
川を上れば
石畳の坂
空の下は舞台

胸に抱いた剣は
静かに碑銘を守り抜く

ここに生まれ
花の道を往く
故に結ばれた血は礼節
あなたの手によって殺されて生かされる

その女 京に舞う 龍の如く立つ 花よ


Thank you for grandmother
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神戸の街

雨に降られて
夕暮れ時の空
すれ違うまま
駐車場を過ぎて
君の瞳に落ちた恋は
淡い色の傘を差した少女

神戸の街
余韻はモノローグ

泳ぎ疲れて
沈みゆく日の空
手紙に書いた
あの丘からの静かな海も
君の辿り着いた愛は
想い出の夜景に黙ったまま

神戸の街
場面はダイアローグ

もう少しだけそばにいて
物語の結末は知りたくない

まいど

まいど
おぅ まいど
ぼちぼちでんなあも
なんでやねん
たかしが友達って言うから
ゆかちゃんの電話番号 聞いてもたやん

そこでたこ焼き食って帰ろか
あぁ 昨日 商店街でタージン見たわ

まいど
おぅ まいど まいど
おおきにありがとおも
なんでやねん
ちゃんと帰れって言うたのにやで
朝一の電話で殺されても困るしや

そこでお好み食って行こか
あぁ 今日もブタが見るアホのけつやわ

オレが見に行ったときは負けへんて
そんな都合のいい女いまへんで
やったら返すもん返してもらいますさかいに
そんなん借金踏み倒して優勝ですやん

東京

化粧を落として
缶ビールを何本か空けて
換気扇の下で煙草を吸う
彼女は自分が何者かを知ってる
それなりの夢を見て眠る

午前1時を過ぎても人の流れは途切れない
人生ってもう少しマシなものだと思ってた

月日を数えて
レシートをゴミ箱に捨てて
物に溢れた部屋で荷を下ろす
彼女は自分を飾らずに微笑む
それなりの夢を見て眠る

午前3時を過ぎても人の行方は分からない
人生とは置いてはいけないものだと思ってた

階段を登って地上へ出たところ
開かれた空に明日を帰した場所

世界は美しい

目の前を
少し先へ行って
楽しそうに笑ってる
彼女は手を繋いで歩いてる
男の子と手を繋いで歩いてる

それを見てる自分は何者でもなくて
小さな男の子は彼女の子供じゃなくて
散らかった部屋に母親はいなかった
父親は朝になっても帰らなかった

夕日の中
手と手を繋いで
二人は橋の上を歩いてる
海からの風を受けて

世界は美しい
初めて信じられる
追いついて手を取ろう
今 追いかけて手を繋ごう

その日を忘れない

星座

星を数える
嘘を忘れて
一つの線になる

夜だった
さっきまでの私は私じゃなくて
吐息に浮かんだ光の中

星を数える
夢を忘れて
繋いだ点になる

夜だった
さっきまでの私は私じゃなくて
静かに浮かんだ光の音

月日をあやすように曲がると
色んなことを忘れていた

その星座
いつの間にか私は私じゃなくて
吐息に浮かんだ光の中

オリオン座

冬の木々の間
時に芽吹く想いも
鳥が横切るまで
立ち止まる余裕もなかった

風は優しいけれど
夢は東低 背にしても

やがて溶け出す季節へ
今 言うよ さようなら

Written

詩を書いた
君の部屋で書いた
やることもなければ
君のためにできることもなかったから

気がつけばクリスマスが近くて
プレゼントの一つも買わないといけないとか
それもこれも別れを前提に思ってた

結局 言いたかったのは
愛することしかできないってこと
それがどんな形であってもさ

愛を書いた
のんきなもんでさ
その辺に置いといたけど
君が読むことはなかったんだ

気がつけばクリスマスが近くて
お母さんから電話がかかってきて聞かれたよ
好きも嫌いもなかった 心から思うなら

どれだけ今を生きても
愛することしかできない人へ
いつの日か笑えたらそれでいいよ

分かち合うだけの人生
朝が来たら帰ろうと思う

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oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

言葉はイメージを行く
ありがとう、幸運を祈る。

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