FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

2018/04123456789101112131415161718192021222324252627282930312018/06

影絵のように

歩いて
静かに
錆びついた
都会の真ん中で道を折れて
ビルとビルに挟まって 垣間見る空
望んで手を伸ばせば
どこへでも行けるような気がしてた
叶わなかった いつの日か夢を見てた

路地から通りへ
人波が影絵のように踊る
今も想いは尽きない

歩いて
指咥えて
知らされた
道を思い出しても
ピントの合わなかったファインダー
空から足元を見詰めて
ここまで何を失って来たのか認めて
時を描いた いつの日も胸にあった

路地から通りへ
人波が影絵のように揺れる
今 自分と向き合う

遠くサイレンが響いても
夢はサイレント・ドリーム
通り過ぎて行く人達と同じように
新たな時代を胸に抱えて

路地から通りへ
人生が影絵のように踊る
今を生きた 道を踏み出そう
スポンサーサイト



さよなら 夢見た街で逢おう

喧騒
口々から
溢れる人波
信号 止まない群集
生き急いで転がり落ちる
アスファルトの空から
一歩踏み外したら
残された時 持て余して
声が枯れるまで歌う
さよなら 夢見た街で逢おう

横顔 醒めた眼 強いまなざし
笑うよ 忘れないで 愛してるなんて

群青
モノローグ
流れる人波
足音 止まない現実
信じ切って 人を縫って
過ぎたバスストップ
想い出が躍ったら
残された時 走り出して
巡り逢うまで歌う
さよなら 夢見た街で逢おう

横顔 醒めた眼 強いまなざし
笑うよ 忘れないで 愛してるなんて

三百六十度 人込みの中 立ち止まる
確かに誰かと擦れ違った気がする
後ろ姿 足元から開け放たれる空

縦を切ったビルを鳥が横切った
縦を切ったビルを鳥が横切った

In The City Of Angel

救いはなかった
時刻は痛みを告げている
生きる理由はなかったが
ここは死に場所じゃないから
警察官が目の前に立ち
慰めに法を守っても
生まれ変われると信じた
後ろには何もなかった ドアを開いた

天使の街で答えを探し
雨の匂いに言葉を失う
目元なぞって砕ける夜空
顔に打ちつける雨が孤独を隠した

迷いはなかった
努めて別れを映し出す
夜遊びを終えた少女が
ずっと血祭り 吐き捨てた
誰かのために生きても
サイレンが同情に消されても
一人も救えない 守れない
二十四時 夢は終わった 始まりだった

天使の街で答えを探し
雨の音色に最後を想う時
声を通して散らばる夜空
降り注ぐ雨の中で吐き気を隠しても

それはとてもらしくて
静かに流れて伝うだろう

天使の街で光を辿り
過去を翼に引き金を引いた
道を断つ眼に死が射す瞬間
空を見上げた横顔に未来を失おう

In the city of angel
正しいのは雨 慟哭に落ちて舞う道
In the city of angel
優しいのは雨 傘も羽も要らない街


Dedicate to the first angel

アイシャドウの街

厚化粧な街並み
慣れた手つきで
女がマルボロに火をつけて真実を煙に巻く
紀伊国屋の前では誰もが誰かを演じてる

半身をもがれたような姿で
血管を縫うように人込みを縫って
神様と擦れ違っても言い訳しない

いつか俺達は死ぬから
今だけを生きたくて 守れない約束でも
アイシャドウの眼で 結んだ髪をほどいて
目の前の男のために笑ってほしい

街を背に続く詩
ビルが建って
ブーツが正論に地を蹴って現実を打ち鳴らす
落ちゆく日を歌って体が心を探してる

鳥の群れが縦列を横切って
血管を裂くように人生を裂いても
黒服と目が合っても命乞いしない

いつか俺達は死ぬから
正しく生きれなくて 避けて通れない道なら
口元で笑んで 分かったような顔して
目の前の男のために笑ってほしい

気がつけば星も見えない
二人はアイシャドウの街で
観覧車の空でキスするから

路上に落ちた手を取るまで
見果てぬ夢を生きて 今夜 救えないとしても
アイシャドウの眼で 結んだ髪をほどいて
街路樹が続く通りで待っていてほしい

プロフィール

oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

言葉はイメージを行く
ありがとう、幸運を祈る。

☆リンクフリー☆

詩、文書、画像等の著作権はobaに有ります。詩等の無断転載、複製は禁じます。

カテゴリ

フリーローテーション

最新記事

全記事表示リンク

カウンター

最新コメント

リンク

ブロとも申請フォーム

月別アーカイブ

検索フォーム