FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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夏の庭

夜の窓から忍び込んた夏
飛ばなきゃいけない夜があるんだ
PTAのママにはもう解らない
トム・ソーヤー冒険に出るんだって言ってた

夏の匂いを感じて行こう
車道の光を越えて行くんだ

夜のドアから抜け出した夏
ベッドで寝てたのはクマの縫いぐるみ
浮気なパパならもう帰らない
大人なんて使っちまえって誰かが言ってた

夏の庭まで走って行こう
何かが待ってる気がするんだ

青のフェンスをくぐり抜け
飛び込んだプール
背泳ぎで星が見えた夜
濡れたまんまのステップで放った
あの子のスリーポイントシュートが時間を止めた

あの夏の夜

エンドレスな3分半のイメージで
痛みを抱えて笑い合おうとしてた

立ち入り禁止の夏は群青
夜の向こうへ行ってしまうんだ

夏の星座を追いかけて
飛び込んだプール
クロールで月が揺れた夜
濡れたまんまのステップで描いた
あの子のスリーポイントシュートが夢を見せた

あの夏の庭

明日が見えなくて今だけを保障して
秘密を分け合ってブランコが揺れてた

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COMMENT
匂いや色が浮かんできます
とても懐かしい、自分にもあったような気分にさせる、そんな詩です。
今だけの輝きを放ってる、儚い少年たちが見えました。

「クロールで月が揺れた夜」素敵な表現ですね。
ラストの「ブランコが揺れてた」のところも情景が浮かんできて好きです。

遠い夏の、もう今はない無限の王国を見た気がしました!
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