FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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今日の君は

今日の君は
そばにいて
笑わないだろう
一目見て諦めた
こっちまで切なくなる
どうして傷ついているのかも
分かっていないのに

迷いに揺れる日は
雨に濡れたような瞳で見るんだね 君は

今日の君は
らしくなくて
可愛くないよ
一目見て傷ついて
初めて見た気がする
どうして目の前にいるのかも
知ろうとしなかった

迷いに揺れる日は
雨に濡れたような瞳で見るんだね 君は

見慣れたはずの街並
頷いて歩幅合わせて歩いても
今にも泣き出しそうな空 見るんだね
今にも泣き出しそうな空 見るんだね 君は

明けない夜

明けない夜の
都会の片隅で
傷だらけの天使よ
守れるか 癒せるか 歌っても
知ったこっちゃないね

腕を広げて飛ぶ
背中から落ちていく
真っ逆さまに街の灯を追いかけて

明けない夜へ
窓を開け放って
傷だらけの天使よ
泣きたい時は会いに来て
オレを救い出してくれ

腕を広げて飛ぶ
背中から落ちていく
真っ逆さまに街の灯を追いかけて

並び立つ高層ビルは鏡合わせ
今生きて 今夜愛せたら どこまで飛べるか
落ちて割れて飛び散った硝子の様な瞳
目の前の真っ直ぐな眼差しが痛いね

Drowning

魂を売った
金のためじゃない
淋しさを紛らわすため
そうして忘れるために
汚れた手を洗って目を逸らした
鏡に映った顔を見て

眠りたくない
まだ眠りたくない

抱かれているのは
人のためじゃない
存在を確かめるため
痛みすら感じなくなる
背中に手を回して 溺れ切って
浮かんだ言葉を吐き捨てる

眠りたくない
このまま眠りたくない

諦めが悪いらしい
明日には忘れるくせに
どんな気がした どんな気がした
始めから覚えてもいないのに

花 伝い
雨が落ちる
心を伝えて
今に誰も去らないで
恐れても綺麗に死ねない

正面から見せて
実は取り繕って
そんな愛ならもう終わってる

日を伝い
想い募り
心行くまで
今に時を去らないで
夢見ても綺麗に死ねない

美しく見せて
自分を見失った
そんな愛ならもう終わらせて

奇麗事の世界に生きてる
あなたの終わらない悲しみ
目を閉じて 手を伸ばして
今もさよならが聞こえないまま

雨を見た

真上
雨を見た
打ちつけられて
立ち止まった時に
心から腕を広げて
忘れていた 思い出した

何も変わっていない
望む限り道は続く

風の行方 雨の中 上を見た
誰のための何だろうと
さあ 行けよ

アウトロー

始まりは
生まれた街で眠る
もう後戻りは出来ない
過去を負えば透き通る
血が走った眼も
知らなくていいことも
目の前は正しくなくて
俺には優しかった

お前はまだ生きてるか
いつかまた道を通り過ぎて

アウトロー
別れに立つ人生
誰よりも孤独を歌って
まともに生きられないだけ

出会う日は
生まれた街で逢おう
もう天国には行けない
命に背を向けた夜
裏返した手に
罪を犯した手でも
街灯の光の下
夢なら救われるから

誓うよ どう生きるのか
いつかまた道をはみ出して

アウトロー
分かつための人生
俺達は孤独を笑って
まともに生きられないだけ

何が正しいのか知った上で
一人の人間として生きたか
今 懐かしく振り返る
お前を見送った道だ

歓楽街

歩いた
駅へ向かって歩いた
午前0時を前にして
放置自転車で溢れた
歓楽街の通り道
耳元で囁いて売春婦が笑う

どこへ帰るのか 歩こう
どこへ帰るのか 歩こう 歩こう

歩いた
笑顔返して歩いた
目と鼻の先 足を止める
懐かしい顔を見つけた
真夜中への分岐点
再会は奇跡だとろくでなしが笑う

どこへ帰るのか 歩こう
どこへ帰るのか 歩こう 歩こう

歩いた
歌を歌って歩いた
午前0時を境目に
欲望に顔を背けて
雑居ビルにもたれた空
交差点を見渡して野良猫が飛び出す

どこへ行ったのか 歩こう
どこへ行ったのか 歩こう 歩こう

歩いた
名前を聞いた 歩いた
人の孤独を形にして
ネオンの光で溢れた
歓楽街の大通り
諦めた人生を未成年が笑う

どこまで帰るのか 歩こう
どこまで帰るのか 歩こう 歩こう

酒と女と歌を愛する男

夜の町を歩いて
誰彼かまわず愛されて
今宵も溺れちまいそうだ
道を入れば横丁の看板に
月が掛かってネオンが泣いてら

酒と女と歌を愛する男
何がどうして 嗚呼 お前は俺の男さ

人は心 夢でも
ほんと飲むとどうしようもないって
今夜も惚れられてんのな
道を語れば風俗の看板に
金が掛かってヤクザも黙るわ

酒と女と歌を愛する男
信じらんねえ 嗚呼 お前は俺の男さ

馬鹿を見て
マイクを渡される夜は
ボトルキープな人生を
さあ ここらへんで一つ 十八番を歌ってくれよ

酒と女と歌を愛する男
殺すまでやれ 嗚呼 命を懸ける相手は
酒と女と歌に愛された男
何がどうした 嗚呼 お前は俺の男さ

レスポールモデル

立ち尽くす
言葉の跡
ビルの谷間
見上げた天使
地下鉄のメロディー
擦れ違う人歌って
右から左へ流れる

ワインレッド
レスポールモデル

I love you

空を切る
ピアスの跡
四斜線の路
飛ぶ鳥落とす夜
パトカーの先導
信号機の色歌って
前から後へ流れる

ワインレッド
レスポールモデル

くまのプーさんに似たギタリストに恋をした

日溜り
飛行機雲
初夏の青空に弾ける
サイダーみたいなギターソロ

メロディーが浮かんだ時は
ポールに靴を履かせて行こう

木漏れ日
飛行機雲
初夏の青空に弾ける
サイダーみたいなギターソロ

とぼけた顔の友達と
横断歩道を横切って行こう

こんな世界をどこまでも
裸足のままで夢見るあの娘
くまのプーさんに似たギタリストに恋をした
くまのプーさんに似たギタリストに恋をした

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oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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