FAILBOX -star and stone-


いつかの誰かの詩。 そんなことより、君に光がありますように。

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人として

出逢った
人になった
涙は流れた
人としての心
真を伝えていた
光に向かっていた
弱さも強さも同じだった

ここまでの道のり
その時を笑っている

花よ 鳥よ 風よ 月よ
水も石も空も木々も一つ
与えられた命を繋ぐなら
私はあなたと同じだと云える

ありがとう
今 空に届く

人として
続いてゆく道
死ぬ人がいる
生きる人がいる
人生を見るために旅へ出た

出会った全ての人に感謝する

CLOSED

真夜中
扉を閉める
コーヒーの香り
煙草の煙の中
ギターとピアノを弾いて
やがて歌を歌い始める

当てもなく歩き続けて
夜空へ光を灯したあと

日曜日

日曜日
窓を開けて
風を通せば
静かな時 美しい日
小鳥のさえずりに耳を傾ける
二杯目のコーヒーを飲みながら
置かれていた言葉を読み直した

洗濯物を入れておいて
幸せなのかも知れないね

東京の空

東京の街
同じ空の下だと思えない
人を見て勝った 街を見て負けた
行儀良く並んだタクシーに乗って
途切れることのない光が伝える
抱き締めても名前を思い出せない
人の人生は早送り 都合良く忘れる

東京 行ったまま帰らない
あなたに抱かれて眠るまで

東京の空
何も恐いものがなかった
夢を見て流れた 星を見て言った
どこへ行ってもいい 裸になって
真夜中に現れた光を信じて
手を伸ばしたら名前を呼んだ方がいい
人の人生は後回し 都合良く出来てる

東京 行ったまま帰らない
あなたに抱かれて眠るまで

思いの外 人を見て遠く見える
同じ空の下 夢を見て遠くに見える

東京 行ったまま帰らない
あなたに抱かれて眠るまで
東京 過ぎた人 目を閉じる
夜空に抱かれて眠るまで

曾根崎心中

交差点
眼下に迫る
歩道橋で嫉妬した

想い詰めたのち
二人は待ち合わせて
十二月の三番街で逢おう

曾根崎心中
運命は大阪へ戻って間もなく

交差点
心を返す
待った 橋を渡った

想い遂げたのち
孤独を持ち合わせて
十二月の三番街で逢おう

曾根崎心中
幕開けは悲しみを描いて間もなく

どこの馬の骨でも人は構わない
今すぐに道へ出れば守り通せる

教えてくれ 憎しみに勝った愛を
与えてくれ 永遠に消えない傷跡を

夕暮れに

時は青に冷たく
瞳に燃えている
夢は夢のままで
空を瞬いていて

この道には
悲しみすら見えない

夕暮れに
言葉が落ちるとき
あなたの瞳は切な過ぎる

声は時に儚く
静かに刻まれた
軌跡に残されて
空を横切って往く

あの鳥には
真実しか見えない

夕暮れに
言葉が落ちるとき
あなたの瞳は切な過ぎる

落ちて往った陽に
人は裏切りを唄えない

夕暮れに
世界が染まるとき
あなたの瞳は切な過ぎて

彼らが残していった夢

ドアを開けると静まり返る
窓の向こうに見える空は狭い
チャンネルを合わせるとニュースが飛び込んでくる
年老いた男を引っ掛けて
生き急いだ日は我が物顔で酒を飲んでいた
あの辺の店は全部火事で焼けて
綺麗さっぱり消えてなくなった

ここに彼らが残していった夢を見ている
昔と同じ部屋を取って君と眠っていた

ドアを開けると始まってしまう
今日を生きて歌えば夢の終わり
間奏のサックスホンが身に沁みて聴こえる
色褪せたジーンズを引き摺って
新しい靴で仲間を探して通りを歩こう
行けば人は景色は夢に消えて
洒落たブティックが並んでいる

ここに彼らが残していった夢を見ている
辿り着いた部屋で君は恋に落ちて眠る

そしていつの日か取り壊されたホテルの跡地で
すぐそこのティファニーでプレゼントですかと聞かれたら
答えを問い返すために適当に頷いて曖昧に答える
もっと普通の女と付き合えと古くからの友人
どこでどう人生を間違えても俺達は普通に笑える

ここに煙草に火をつけた後で風下に立つ
夕暮れの街の間に抜けた空を見ていた

サイレン

風が舞う
風を切って歩く
香水の匂いが鼻に付いてムカつく
誰を思い出してもいい
人の流れを行ったら
立ち止まって 振り返って 姿を現せ

恐怖に誘われる
現実は間もなく聞こえる
サイレン 道を開けろ 女が通るぜ

風が舞う
風を読んで歩く
やめたはずの煙草を取り出してイラつく
誰のせいにしてもいい
時の流れを行ったら
立ち止まって 振り払って 姿を現せ

恐怖に誘われる
現実に世界は聞こえる
サイレン 道を開けろ 男が通るぜ

スマートフォンに答えを探せよ
革命を歌った後に恐怖が現れたら
あの立ち並んだ高層ビルの上空を
鳥の群れが空を描き切るまでは

人生に興じよう
何の前触れもなく高鳴る
サイレン 道を開けろ 痛みを通して
日は落ちて行く 空を開けろ 真実を通して

太陽が沈む前に友の死に火をつけて海へ出る

照りつける太陽を横切り
誰もいない橋の上で鳥は
人に教えられた道を走って 人の命へ向かう道を走って
言葉は大型車の轟音に遮られて伝った

太陽が沈む前に友の死に火をつけて海へ出る

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oba

Author:oba
 
いつかの誰かの詩

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